非鉄先進材料とは、アルミやアルミ合金、チタン合金などを使った製品で、航空・宇宙技術から生まれた最先端の材料です。
これに、環境やエネルギー問題にいっそう配慮した、次世代ニーズの実現のために開発されたのが、特殊材料です。
非鉄先進材料
次世代産業の開拓と発展を底辺で支える「超高機能材料」。この材料の仕様は、AMS(アメリカ航空宇宙材料仕様)やMIL-S(アメリカ国防省仕様)がほとんどです。
三協鋼鐵では、これら特殊仕様の材料を古くから取り扱っており、ニーズとの適切な仲介をすることで次世代産業の発展を支えてきました。これからも、より高機能で安全性を求めながら、未来のあるべき姿を考えていきます。
主な非鉄先進材料
アルミ・アルミ合金製品
軽量化と強度の面で特性を持つアルミニウム。その特性に加えて種々の特性を持つ合金の開発により、あらゆる分野で製品が実用化されています。資源埋蔵量・リサイクル・軽量化対策など、環境・エネルギー問題の点からも、アルミ・アルミ合金は21世紀をリードする素材です。
チタン合金製品
軽くて強い、耐食性に優れたチタンは、無毒性で生体適合性も高く、経年劣化がほとんどないという特性も持ち合わせています。リサイクルや環境負荷の点からも注目が高く、素形材技術の発展とともに、あらゆる分野に応用できる素材です。
その他非鉄金属
AMSやMIL-Sなどの規格商材は、本来は特殊用途の仕様でしたが、現在ではあらゆる産業のニーズを満足させる素材になりつつあります。これら商材を古くから取り扱っている三協鋼鐵では、特性・特徴をすべて熟知しています。
特殊材料
複雑化・高度化していくニーズに応えるため、製品の品質や機能の幅も大きく広がりつつあります。その一方で、環境への配慮・経済性・エネルギー問題といった問題にも、考慮する必要がでています。
三協鋼鐵では、お客様に最適なマテリアルを提供するという「適材適所」の思想とともに、「環境問題」についても重点をおいています。同時に、これら難加工素材を成形する素形材技術の開発を行ない、素材・加工の両面から超高機能材料の製品化を研究しています。